病院に行くのが面倒、他人にバレたくないなどの理由からインターネット上で販売されている検査キットを購入する人が増えています。自分の都合のいい時に検査できるという利点がありますが、検査キットには思わぬリスクもあります。
1.症状が既に出ている場合
無症状のケースもありますが、男性の場合は膿が出たり排尿痛がしたりと、症状が出る性病が多くあります。症状が出てから検査キットを購入・検査をして結果が出る頃には悪化している可能性があります。症状が出ている場合は一刻も早く受診しましょう。
2.検査項目がわからない
項目によって、検査する内容が異なります。少しでも安く済ませようと項目を絞って検査して、陰性だったが実は他の性病にかかっていたり、重複感染していた、というケースもあります。自己判断で決めつけると治療が手遅れになることもあるのです。
3.検査の信憑性
本来は病院で専門医のもと行われるのが検査です。しかし、近年性病罹患者の増加で自宅で即結果がわかるというキットが出ています。しかしこれは精度がかなり劣ります。更に、輸入品や期限切れのキットが安く出回っているため正確な検査結果が得られない可能性もあります。
今は匿名で検査を受けられる病院もあり、更に症状が出ている場合即日特効薬の処方をしてくれる場合もあります。不正確な検査で不安になる前に、まず専門医に相談しましょう。
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