淋病は自然治癒しませんが、適切な治療を行えば完治する病気です。
完治しないうちに自己判断で治療をやめてしまう、症状が消えてきたから薬をやめるなどのケースが多く、淋病の原因菌である淋菌が体内に残っている状態で放置してしまう方がいます。また、淋病を疑いながらもいろいろな理由で病院に行かず、放置してしまうということもあります。
男性が感染した場合は、比較的早い段階で排尿時や勃起時に症状が現れます。
女性が感染した場合は、初期には症状が出づらく、発見が遅れやすいとされています。
咽頭感染が起こった場合は、風邪に似た症状であることから、淋菌感染症とは思わないでいることが多いです。
淋病は適切な治療を行えば比較的早い治療期間で完治させられる性感染症です。
しかし症状に気づかなかったり、治療を後回しにしてしまったりすると、菌が体内の奥にまで侵入し、後遺症を起こす、重い病気を引き起こすなどの可能性があります。
淋病などの性病検査を行う際には、感染が考えられる病気の検査項目を同時に行なっておくこともポイントです。重複感染を確認し、もし他の病気に性病感染していても治療法を受けられるようにしましょう。
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