無症状梅毒とは?

梅毒

近年、梅毒感染患者は増加しており、感染の機会も増えています。

感染を疑っているのに、何も自覚症状が発症していなければ大丈夫と考えてしまいがちです。しかし、梅毒は感染していても自覚症状がわかりづらく、無症状のまま進行していくことがあります。

梅毒は、感染してから3ヶ月間の1期にはほとんど自覚症状が表れないことから、感染初期の第1期では感染していても
気付かないケースが多くあります。

第2期まで進行するとバラ疹や丘疹などの目に見える皮膚の症状が発症してきます。
また、発熱、倦怠感などの全身症状も起こってくるので、2期に感染に気が付く人が多いとされています。

 

無症状の梅毒は無症候梅毒といい、皮膚や粘膜などの部位に症状が発症していなくても、血液検査では梅毒の血清反応が陽性となっている状態のことを指します。梅毒は、症状が発症している時期無症候梅毒の時期を繰り返しながら病期を進行させていき、症状が出ていない時期でも体内では病原菌である梅毒トレポネーマが増殖し続けています。無症候梅毒は、体内で病原体である梅毒トレポネーマが増殖しているので、治療を必要とします。

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