性病は風邪と同じ

性病ニュース

「性感染症は特別な病気ではありません。ほんとうに身近な、風邪と同じような病気です」
そう断言するのは、厚生労働省結核感染症課の担当者だ。ここでいう性感染症とは、クラミジアや淋病、性器ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマのことを指す。

若年層への感染が広がっているものも多く、風俗業の従事者や、そこに通う人たちに限った病気ではないと担当者は言う。

「性行為をする限り、必ず性感染症のリスクがあると認識を持たないといけない。人である限り、世の中で生きて行く限り、一人ひとりの身近にあるものなのです」

 

「付き合っている相手からうつされたという方も多いです。誰が性感染症を持っていて、どういう形でうつるかが複雑化している。風俗産業だけが原因ではありません。誰だって持っていても、うつっていてもおかしくない」

 

性病といってもそれぞれだ。まったく無症状のものもあれば、高熱が出るもの、排尿痛や腹痛、おりものに異常が現れるもの、出産に影響を及ぼすものもある。
主な感染症と症状は厚労省が男女別にまとめている。

男性は20~30代が多く、クラミジアと淋病の感染者が多い。
女性は20代がずば抜けている。クラミジアの割合は男性より高く、次に多いのは性器ヘルペスだ。

 

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