尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマ

感染について

  • 尖圭コンジローマは、「良性型」のヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となります。
  • 性行為による感染が主なものですが、性行為でなくても皮ふや粘膜の傷口から感染することもあります。
  • 妊婦の方は、妊婦検診を受けることにより、出産時の母子感染を防ぐことができます。

 

症状

男性

ペニスの亀頭、冠状溝、包皮内外板、陰嚢にたくさんのイボができる。

女性

大小陰唇、腟前庭、会陰、腟、子宮腟部に沢山のイボができる。

 

パートナーに感染させる危険性があり、また、再発と増減を繰り返しながら症状が長期に及ぶ場合も多いので、必ず治療を受けたほうが良い。

 

鑑別

よく、亀頭周辺にイボができ尖圭コンジローマかと相談に訪れる患者も少なくないが、その殆どはフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹と呼ばれるものであり、病気 ではない。フォアダイスとは大体1mm未満で大きさの球形のイボが陰茎から亀頭のくびれまでに発症するもので、脂線の独立したもの。成人男性の65%に見られウイルスとは関係のない生理変化。また真珠様陰茎小丘疹とは、陰茎の端(亀頭のいわゆる  カリの部分)に沿って大きさの揃ったブツブツが並んでいる 状態であり、これも全く無害の生理変化で、成人男性の20%に見られる。フォアダイスは害はないが、外観が気になるため治療を行うことも多い。病気ではな いため保険適応外で、平均2万円から8万円の治療費。

尖圭コンジローマよりフォアダイス、真珠様陰茎小丘疹にみえる場合でも専門医師によ る診断が必要。女性の膣入り口やその周辺(膣前庭部)のひだ状、あるいは、乳頭状のできもの「前庭部乳頭」を尖圭コンジローマと誤診されることもあるが、 これは「妖精のひだ」ともよばれる正常変化。小陰唇の内側などに左右対称に発生することや、乳頭が規則的で、内部に血管がみえないなどが鑑別点となる。