毛ジラミ症

性感染症-病名

ヒトシラミ科に属し、体長1-2ミリで3本足を持ち、カニに似ており色調は灰白色、灰白黄色ないし褐色で、成虫は肉眼で確認できます。成虫の平均寿命は22~28日です。アポクリン汗腺を好み、陰毛部で生活します。毛じらみは1日数回吸血し、1日に2~3個の卵を産みます。虫卵は陰毛に産み付け白い点状の粒として観察されます。

 

感染について

  • 陰毛どうしの接触感染が主なものですが、肛門周囲の毛、わき毛、胸毛、太ももの毛などに
    寄生することもあります。
  • ・性行為以外に、毛布やタオルなどを介して、間接的に感染することもあります。

 

症状

成虫は24時間血を吸えなければ死んでしまいます。ただし卵は10日間生き続けます。 毛の生え際に寄生する毛じらみが、吸血することによって激しいかゆみが生じます。それにより下着に血の点が付着します。

  • ケジラミが寄生する部位の激しい痒み。
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